I先生とのお別れ
2018年 07月 19日
7月15日,この10年間親しくして頂いた,
I先生が突然お亡くなりになりました。
僕が広島から群馬にいったときに,
I先生は同じ講座の教員としておられました。
同窓の後輩として目をかけて頂きました。
ずっと群馬の地形を調べているようだから,
群馬大学と上毛新聞が共同でだしている
ブックレットに本を書いてみないかと
I先生が僕に声をかけてくれたことが,
「上州中山道の地形散歩」を書くきっかけとなりました。
その後,僕が群馬から広島に戻るときには,
残念そうな顔を浮かべながらも
そしてお互いの母校に戻ることへの期待をかけて頂きました。
それから,すぐあとに,
I先生も広島市内の私立大学へ異動。
君を追いかけてきたようなものだなと
笑い話に。
それからだいたい半年に1回ほど,
広島駅前の源蔵で飲み会をすることに。
群馬出身で教社の大学院にいたI君や
群馬から遊びにきてくれたHa君,
今博物館の非常勤をしている伊勢崎出身のF君,
そして,倫理のM先生の教え子で,
広大で学位をとったS君と,群馬しばりで
楽しく飲んだことももうできなくなりました。
I先生としゃべっていると,
実は,ぼくはエスキーテニス部だったんだと話になり,
昔は,安田学園の隣にコートがあったんだよと。
それから,僕はエスキーテニスを少し調べはじめ,
先日出版した,地歴ウォークでエスキーテニスについて
簡単にまとめました。
I先生の話からまとめましたと,
今となっては最後の飲み会で本を謹呈しました。
豪雨災害の後,
呉市広に住まわれていたことで,
お伺いのメールを出したところ,
すぐに,不便だけど大丈夫。
妻も元気ですとの返信。
まさか,その数日後になくなられるとは
思いもしませんでした。
もともと体調がよいとはいえなかった先生でしたが,
いつも私と会うときは,
にこにこしながら,
馬鹿話に付きあっていただきました。
通夜で最後のお別れをしました。
いつものやさしいお顔だったことは
わすれないと思います。
合掌
by kumakuma1103
| 2018-07-19 14:28
| 雑記