地理学会の巡検日記その5
2012年 04月 01日
次は,段丘礫層とローム層が
一度にみえる露頭。
もう30年ぐらい地層観察で使われている
超有名な露頭とのこと。
ここでは,ローカルな富士山起源の
スコリア層(相模野第一スコリア)の下に
AT(姶良Tn)テフラが散っているとのこと。
ATは肉眼で判別できませんでした。
最後は,遺跡がある最低位段丘の
構成層とローム層の露頭。
地形屋なら下の白い地層は
基盤なので相手にしませんが,
この巡検ではこの地層についても説明がありました。
300万年前ぐらいの深海の地層。
地層はコンパクトな泥層。
地形的に面白いところは
水が浸透する礫層と
全く通さない泥岩の間から
水が湧きだしているところ。
礫層が自然のろ過装置となって
けっこうきれいな水のはず。
飲みませんでしたが。
ところでなぜ基盤である泥岩の説明があったのか?
それはUさんが調査しているから。
参加者が不思議に思っていた8つの人為的な穴。
実はUさんのサンプリングの跡。
古地磁気をはかるためにやります。
ということで,簡単ですが巡検を報告しました。
巡検の内容的には基本的なものが中心でしたが,
僕にとってはわかりやすく説明するテクニックが
勉強になりました。
説明していただいたSさん,Uさん
お世話になりました。
(といってもこのブログを見ていただけるとは思えませんが)
一度にみえる露頭。
もう30年ぐらい地層観察で使われている
超有名な露頭とのこと。
ここでは,ローカルな富士山起源の
スコリア層(相模野第一スコリア)の下に
AT(姶良Tn)テフラが散っているとのこと。
ATは肉眼で判別できませんでした。
最後は,遺跡がある最低位段丘の
構成層とローム層の露頭。
地形屋なら下の白い地層は
基盤なので相手にしませんが,
この巡検ではこの地層についても説明がありました。
300万年前ぐらいの深海の地層。
地層はコンパクトな泥層。
地形的に面白いところは
水が浸透する礫層と
全く通さない泥岩の間から
水が湧きだしているところ。
礫層が自然のろ過装置となって
けっこうきれいな水のはず。
飲みませんでしたが。
ところでなぜ基盤である泥岩の説明があったのか?
それはUさんが調査しているから。
参加者が不思議に思っていた8つの人為的な穴。
実はUさんのサンプリングの跡。
古地磁気をはかるためにやります。
ということで,簡単ですが巡検を報告しました。
巡検の内容的には基本的なものが中心でしたが,
僕にとってはわかりやすく説明するテクニックが
勉強になりました。
説明していただいたSさん,Uさん
お世話になりました。
(といってもこのブログを見ていただけるとは思えませんが)
by kumakuma1103
| 2012-04-01 18:35
| 雑記