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地形学の視線で見たこと,感じたこと


by kumakuma1103

イチゴ狩り

直接面識はない方なのですが、
藤岡にある実家がイチゴ農家を
されている方がいます。
その方のご厚意により、、
畑に残っているイチゴを取りにでかけました。
イチゴの出荷時期が終わると、
知り合いを呼んでいるようで、
毎年恒例の行事のようです。
写真は後で。
忘れる前に聞き取りしたことを。

30年前は70軒ぐらい専業でイチゴをやっていた。
現在は20軒ぐらい。
若い働き手のある農家は減ってしまった。
作っている品種はやよいひめ。
イチゴの収穫時期はまだまだ大丈夫だけど、
暖かくなり輸送時の品質の劣化が大きくなるので
今年はもうおわり。
若い人がいる農家は、
毎年ビニールハウスの位置を変えているが、
うちではもう固定にしている。
イチゴは一年ごとに植え替えている。
イチゴの苗は集まって購入している。
軽井沢で苗を育てている。
寒さが重要。
出荷は藤岡の市場へ。
全部JAへだす。
イチゴをする前は米麦二毛作。
イチゴをやり始めてから
貧しさから脱却できた。

その後、近くを散歩していると、
元イチゴ農家の方と遭遇。
20年ぐらい前までやっていたが
手入れが大変なのでやめた。
なし園をやっているので、
そちらを優先した。
二十世紀ナシをつくっている。
4月に受粉させる。
袋かけは2回するのが面倒。
新しいなしは植えていない。
後継者はいない。

聞くのを忘れたのは、
関越道開通がイチゴ産地形成の契機だったのかということ。
まあそうでしょうね。
日持ちのしない果物なので。
ウィキによると、
練馬-藤岡間の開通は1980年。
ちょうどいいですな。

厚かましく大量にイチゴをとったため
現在半日かけてジャムづくり。

途中で、松井田宿はずれの
腑に落ちない街道筋にもいってみました。
田の水漏れを見に来ていた
おじいさんと会話になり
ナイスなヒントを頂きました。
なぜ北側の段丘を
通らなかったのかということも
解決できそうです。
調査してみるものですね。

思わせぶりな書き方ですが、
これはまあ論文で。
by kumakuma1103 | 2011-06-11 21:56 | 群馬の地理・温泉