人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地形学の視線で見たこと,感じたこと


by kumakuma1103

集団疎開のアイディア2

前の記事の修正版です.
少し無理な内容もあったので
より現実的な集団疎開についてアウトラインを考えてみました.

■概要
・近畿以西の小中学校に,被災地の児童・生徒を一時的に引き受ける.
・被災地域の小中学校の人数に応じて,非被災地の小中学校数校で被災地域の学校1校程度分担.
・疎開してきた児童・生徒は,教室で寝泊まりする.(施設があれば別ですが)
・食事は,学校給食によって提供する.
・非被災地の児童・生徒は,疎開してきた児童・生徒とともに勉強する.
・入浴は市内の銭湯や温泉に依頼する.
・疎開先には,被災地域の担任が同行する.
・医療についても地域の医師会と相談して協力を求める
・疎開先の暮らしはブログにてアップし,保護者が気軽に携帯でみられるようにする.

■意義
・親が一番心配するのは,子どもである.だからこそきちんとした生活が遠くであってもできていて,それを常に確認できることは保護者にとって心強く,安心でき,復旧作業や仕事に打ち込めるはず.
・非被災地域にとっても直接復興の手伝いをしているという誇りになる.
・被災地域の児童生徒は今のままだと通常の授業ができない.教育機会の地域的格差を長期にわたってつくらない.
・非被災地域の児童・生徒も震災の現実を真剣に受け止められる.
・放射能被害から,将来のある児童・生徒をできるだけなくしたい.

■方法
・被災地域の教育委員会を通じて,疎開のニーズがあるかどうかを確認.
・ニーズがあるのであれば,原案をこちらで示し,近畿以西の県の教育委員会の担当者を集めて会議を実施.
・受け入れ態勢が整い次第,受け入れ先からバスを仕立てて運ぶ.行くときに救援物資(あるいは復興後に利用できる学校備品)を運べば一石二鳥.
・期間は夏休みまでの1学期間(学期途中だと面倒)を目処.

財政的なことは一切考えていませんけどね.
もしシステムの構築を頼まれたら,もちろん引き受けます.
by kumakuma1103 | 2011-03-18 10:10 | 雑記