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地形学の視線で見たこと,感じたこと


by kumakuma1103

埋谷接峰面図の作業図の作り方

今日,地理学実習の日ですが,
あいにくの雨.
先週野外に出なかったのが悔やまれます.
なので,今日も室内作業です.

埋谷接峰面図を作ってもらおうと思います.
2年前の実習では赤城山だったので
今年は榛名山周辺で.

作業図の作り方は以下の通り.
接峰面図のことはまた後日.
作業では少なくともPhotoshopが必要です.

1.数値地図200000(地図画像)から
「長野(5438)」と「宇都宮(5439)」図幅を,
Photoshop上で開く.
d0179225_11252587.jpg



2.このままだと,道路や地名などがあるため,
接峰面図をつくるのが難しいので,
沼津高専の佐藤崇徳さんのHPから
数値地図(地図画像)用カラーパレットをクリックし,
200000地勢図用の整理番号dm7_1005.actをダウンロード.
等高線と水涯線だけを表示するタイプです.

3.actファイルをフォトショップ上の宇都宮図幅でひらく.
「イメージ」-「モード」-「カラーテーブル」-読み込み

4.そうすると,等高線と川(ただし,同じ色の水田や畑の地図記号ものこりますが)だけが表示されるはず.
下図参照
d0179225_11113175.jpg


5.長野図幅と宇都宮図幅で3の作業を行い,同じファイルにコピーペースト.

6.地図の四方はすべて余白がついているので,
宇都宮図幅の西縁の余白を多角形選択ツールできれいに削除

7.地球が丸いので,東西で隣り合う図幅同士は
そのままではつながりません.
多少誤差がでますが,宇都宮図幅だけを回転させて,
長野図幅の東縁と宇都宮図幅の西縁が一直線になるようにする.

8.きれいに合わせたら,必要な範囲を切り取り,保存.

9.グレースケールで印刷するので,
モードをインデックスからグレースケールに変換.で完成
d0179225_11124585.jpg


ちなみに,佐藤さんは,学部生・院生の時,同じ教室の先輩です.
修士1年の時に,佐藤さんと
瀬戸内海・海砂採取海域の海底地形のビジュアル化
という論文を書いたことがあります.
ともかくテーマと場所が良かったのが印象に残っています.
瀬戸内海全域で同じ作業をしたら,
格好の研究のテーマになりそうです.
地理の論文は,いいフィールドを
見つけるのがポイントです.
by kumakuma1103 | 2010-07-13 11:26 | 授業