地形学の視線で見たこと,感じたこと


by kumakuma1103

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茶屋本陣の起源は?

どうでもいいことにはまってしまいました.

茶屋本陣が高崎〜軽井沢間に多いと書きました.
こちら


松井田〜碓氷峠間の一里塚探しをしていると,
奇妙なことに気づきました.
分間延絵図に茶屋本陣のすべてが
描かれていないことです.

はじめは五料茶屋だけがないのかと思っていました.
その理由として,
絵図が書かれていた1800年代初めに
ちょうど五料茶屋本陣で火災があったからなんだと
勝手に思っていました.
で,ほかの茶屋本陣がある
場所の絵図をみてみました.

これがない.

幕府の命で行われた
分間延絵図に茶屋本陣が描かれていない
ということはどういうことなのか?


絵図が描いていた当時は
まだ茶屋本陣がなかったのか?
あるいは幕府の公認ではなかったのか?
あるいは例幣使と何か関係があるのか?

あまり触れてはいけない部分のような
気もしてきました.

前に述べた茶屋本陣の地域的な集中とも
つながってくるような気もします.
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by kumakuma1103 | 2012-04-30 15:21 | 街道・用水と地形 | Comments(0)
一里塚ネタは,
もうやめようと思っていたのですが,
新たなターゲットができたので,
またやる気に.
実は,松井田の新堀の一里塚の後,
京都方面の一里塚は分かっていませんでした.

いままでなんとなくないなぁと
思っていたのですが,
松井田町誌をみていると,
制定当初の中山道は,
碓氷関所のもっと北だったとの記述が.

関所を作る関係で道を移動していました.
これで一里塚がなかったんだと分かりました.
で,そうなるともともとの中山道はどこを通って
どこに一里塚があったのか?

とりあえず米軍の空中写真と
あとは地籍図をみてみるか.

碓氷関所の前身も
初期中山道沿いにあったとか.

何やら楽しげな感じになってきました.
問題は上信越道やらゴルフ場になっていて
もともとの地形や土地利用が残っていないこと.

ここの場合,
一里塚が人々の記憶から消えている理由は簡単です.
初期中山道を通過することは関所破りになるから
だれも通らなくなったのです.
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by kumakuma1103 | 2012-04-30 13:57 | 街道・用水と地形 | Comments(0)

文旦の顔

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by kumakuma1103 | 2012-04-27 15:29 | 雑記 | Comments(0)

巡検前の地図作業

とりあえず,来週の地図作業のたたき台

1.旧中山道のルートを図中に入れなさい
2.碓氷川左岸と中山道の間の崖地形に色を塗りなさい.
3.新堀周辺の等高線(300,310,320)に色を塗りなさい
4.新堀の崖地形と旧中山道の間について,水田と,桑畑/畑の
二つに塗り分けなさい
5.A-A'断面図を書きなさい.崖地形では等高線が省略されています.上下の等高線をみながら,省略されている等高線を考慮すること.
6.断面図に中山道,線路,水田,桑畑/畑,碓氷川,高速道路を書き入れなさい.
7.段丘上は水が得にくい場所であるのに,ここではなぜ段丘面上で水田ができるのかを,上記の活動から考えなさい
8.段丘面上の中山道のルートの特徴について述べなさい.また,松井田宿には,江戸時代において宿場用水が流れていた.どのようにして水を得ていたのかを宿場の立地条件から考えなさい.
9.河川の攻撃斜面は,側方浸食による崖の後退が発生しやすい.碓氷川左岸について,攻撃斜面に色をつけなさい.

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今回のちょっとしたアイディアは,
等高線を教えるときに
邪魔な「土がけ」の標記を逆手にとったこと.

崖は急勾配過ぎるので
等高線が省略されます.
等高線の省略は教えるときに困るので,
いつも等高線が出ているところを探して,
断面図を書いてもらっています.

横川ー松井田間の左岸は
等高線が省略されている
「土がけ」が連続しているので,
むしろ「土がけ」が段丘崖である
ということを理解してもらいたいと
思います.
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by kumakuma1103 | 2012-04-26 11:40 | 授業 | Comments(1)

パンフレットのチェック

某仕事の関係で
一般向けに出すパンフレットをチェック中。

詳しくはかけませんが,
膨大なデータの中から
どういうデータを提示するか,
見せ方をするのかということは
人によって全然違うんだなと思いました。


僕の考え方がいいかどうかは
わかりませんが,
博物館業務や授業準備で
このような作業を繰り返ししてきたので
ちょっとは自分はマシだと思うことにして,
たたき台の原稿を
赤だらけにしてしまいました。


大事なことは
こちらがどのようなデータを持っているかを
見極めたうえで,
読み手がどのようなデータを求めているかを
考えながら選ぶことだと思います。
あとは少ない文字でできるだけ多くの情報を
得られるようにすること,
言葉の繰り返しを避けること。



まあもう2か月もしたら
何のパンフかはわかると思います。
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by kumakuma1103 | 2012-04-25 22:36 | 雑記 | Comments(0)

終わらんが帰る

年のせいか,
途中でやる気が減退.
とりあえず授業で示す図表だけは
パワポにいれて完成.
文章は明日考える,
あるいは口頭で説明するか.
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by kumakuma1103 | 2012-04-23 20:46 | 授業 | Comments(2)
この絵図は倉賀野宿の絵図とともに
僕が好きな絵図.
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草津宿を描いたモノ.
ここは東海道との合流地点にあるので
東海道シリーズの草津宿もありますが
そちらは興味なし.


なぜ,好きなのか?
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草津宿を流れる草津川の特徴
つまり天井川を
きちんと描いているから.
宿場の家屋の屋根よりも高い位置に
河道があるのがわかりやすい.

河床の地質も砂だし.

ちょろちょろの水量もいいですな.

授業準備はこれからやまだ.

草津宿の写真はこちら

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絵図は僕が撮影した地点の対岸から描いていると
思います.
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by kumakuma1103 | 2012-04-23 18:53 | 街道・用水と地形 | Comments(0)

いい図がない

明日の中山道の授業に向けて準備中.
1からつくるのは結構大変.
過去の本や論文から図を持ってきますが
いい図がない.
まあ自分でつくれっていう話ですな.

・花崗岩の分布
・琵琶湖に注ぐ河川(特に下流の分流と放水路)
・びわこの湖岸線
・天井川の位置
・湖底等深線,
・活断層の位置と変位の向き,
・20, 50, 100,200mの等高線,
・山地と平野の境界,
・古琵琶湖層群の分布
+中山道+東海道のルートと宿場の位置

こういうのがあるといいですなぁ.
あとは花折断層,比叡山,堅田断層,琵琶湖,草津,信楽高原までの
地形地質断面図.
琵琶湖の西側が沈んで,東から土砂が埋積している様子を示したい.

今日はかなりエンドレスな予感.

今年は出来合いの地図で代用して
来年の課題にします.
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by kumakuma1103 | 2012-04-23 15:13 | 授業 | Comments(0)

妙義神社

面倒なので写真のみ。
中山道の帰りいってみました。
結構いいところですね。
ゆっくりいきたいと思います。
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階段に使われている石は
火砕流が固結したものか。


石垣は本当にきれいでした。
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by kumakuma1103 | 2012-04-22 23:16 | 群馬の地理・温泉 | Comments(0)
五料をぬけて,
久保宿へ。
えぇ,ここは何度かきましたなぁ。
こちらとかこちら

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今回歩く中山道の中で唯一未舗装の区間。
江戸時代の石仏なんかもあって
なかなか味があります。


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くだんの久保宿あたり。


あとは面倒になったので,写真のみ。
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松井田駅から
車を置いていた横川へ。
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車窓から見る久保宿あたり。
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車窓から見る五料茶屋本陣
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3時間の歩きが電車で10分かからず。


なかなか楽しそうなプランができました。
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by kumakuma1103 | 2012-04-22 23:06 | 街道・用水と地形 | Comments(0)