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地形学の視線で見たこと,感じたこと


by kumakuma1103

ワールドワイドなオレオレ詐欺

もう少しでオレオレ詐欺に
引っかかっていました。
まさに水際で難を逃れました。

事の始まりは,
ブータンでずっと行動をともにしていた
J君からのメールが金曜日の朝に。
なんでもスペインへ出張中に
財布を落としたとのこと。
ホテル代と帰りの航空券を買うので
3000ユーロを送ってほしいとのこと。

これが,
ほかのだれかなら相手にしないのですが
ほかならぬJ君。

まあ筋違いだから仕事場の人に頼めとか
出張先の人に頼めといったのですが,
それもダメだったとのこと。

実は夏の調査もJ君も一枚かんでいるので
無下に断るのもどうかなという判断も。

で,金曜日は太田に調査へ
いくことになっていたので,
相手せず調査へ。
戻ってくると,

western Union money transfar経由で
送るようにとの依頼が。

調べてみると
いまはHISが代理店をしているようです。

Western Union Monery Transfar社は
「メールだけのやり取りで送金しないように」という
注意書きがあったのですが,
まあほかならぬJ君なので気にせず。

金曜日の夜に,
週末は金を下ろせいないので
月曜日にやるから
安心しろとメール。

ただ,ちょっと心配だったので
Koさんに相談しようとしたのですが
あいにく電話に出てもらえませんでした。


家内には一言話したのですが
あまり深い話をしなかったためか,
追及もなかったので了承したと勘違い。
ただ,南アジアの人なので
お金を返せない可能性もあるかもと伝える。


で,その月曜日が今日。
群銀で30万おろし,HISへ。
申請用紙に必要事項を書いて
手続きを待っている間,
家内にメールをすると,
「送金することを認めたわけではない」
とお叱りの連絡が。

その時HISの人へ支払うところでしたので
ちょっと支払いを待ってもらうことに。
家内と話し合って,
Koさんと相談してからならOKとなりました。

とその時,偶然にもKoさんから電話。

これまでの事情を話すと,
ちょうど日本に留学してきている
ブータン人のP君に
相談してみるよとありがたいお言葉。

その後,koさんから
J君はフィールドへ出ているから
スペインにいることはないとの返事。

ここでようやく騙されていることに気づきました。

ただ,フランクな英語しか送ってこないJ君が
やたらとフォーマルな英語なので
ちょっと違うなぁと思っていたのも
今なら合点がいきます。


と書いているときに
偽J君からいままさにメールが。
「give me the western union control number so i can be able to the money in time.. 」
先方は,まだ僕がだまされていると
思っているようです。
にせ番号を伝えようと思います。
まあそれはおいておいて。


で,ヤフーメールのアドレスを確認すると,
J君のアドレスとたった一文字違いの
違っているメールアドレス。

しかしかなり巧妙です。
僕とJ君の関係をある程度知っている人間が
間に入っている可能性があること。
あるいはJ君のアドレス帳を入手して
やみくもに送っているのかも。

オレオレ詐欺を防ぐ方法は,
警視庁によると以下の通り。
■ 動揺しない、慌てない。
電話を切ったあと、すぐに事実を確認する気持ちでいてください。
■ 電話を受けたとき、この話を思い出し、「詐欺かもしれない!」と疑ってみてください。
■ 警察や銀行などがキャッシュカードを受け取りに行くことは絶対にありえません。
■ すぐにお金を振り込まない。
お金を振り込む前に、自分の家族や親戚又は警察に相談してください。
■ 脅迫めいた言動を受けることもありますが、毅然とした態度で接し、すぐに警察に通報してください。


この件だと警察に相談しにくいけど,
まあお金をすぐ振り込まなかったのが幸いでした。

ということで,
ワールドワイドな詐欺に引っかかるところでした。

オレオレ詐欺,
ひっかからないと思っていましたが
ひっかかるものですな。

さあ,偽J君に騙されたふりを
続けますかな。
by kumakuma1103 | 2012-06-25 21:30 | 雑記