人気ブログランキング | 話題のタグを見る

地形学の視線で見たこと,感じたこと


by kumakuma1103

笠懸野開発と三富新田(修正)

さきほど県図書へいき,
近世の新田開発の本をみてきました.
当初のブログの内容はかなりの言い過ぎだったので,
自主的に修正します.
この種の研究は膨大にあることを知り,
思い切ったことはいえないと少し反省しました.
----------------------------------
高校で地理を習った人なら,
三富新田は日本の路村の代表として,
武蔵野台地上に,道から集落・畑・雑木林と
細長い地割の独特な土地利用がなされていることを
記憶されているかと思います.
詳しくは埼玉県三芳町立歴史民俗資料館のwebで.

今,授業で,扇状地の地形と人の暮らしについて
群馬県東部の渡良瀬川がつくった扇状地を事例に
取り上げています.
扇状地の扇央にある薮塚本町には,
三富新田と同様に路村が広がり,
細長い地割がみられます.
(笠懸野開発と呼ばれるそうです)


笠懸野開発と三富新田(修正)_d0179225_655981.jpg

表でわかるように,
三富新田よりも笠懸野開発の方が早いようです.
当時関東周辺部では多くの開発が行われています.

少し間の抜けた内容に変わりました.
by kumakuma1103 | 2010-12-15 06:17 | 群馬の地理・温泉